投資学習の盲点
知識を増やしても、成果が安定しない理由。
書籍、動画、セミナー、複数の手法を学んでも、成果が数年単位で安定しないなら、問題は知識の量だけではありません。
同じ情報を受け取っても、何を見て、どう解釈し、どの順序で判断するかによって、行動と結果は変わります。
投資を事業として扱うとは何か
一度の結果や予想の的中ではなく、判断の前後を一つの運営として管理することです。参加から改善までをつなげ、自分の基準で継続できる状態を目指します。
資金と損失を管理する
資金の配分を決め、損失を限定しながら運営を続けます。
参加・維持・撤退を判断する
その場の感情ではなく、自分の判断基準に沿って行動します。
判断と結果を記録する
損益だけでなく、何を確認し、なぜ判断したのかを残します。
検証を次の改善へつなぐ
記録を振り返り、判断の再現性と改善点を確認します。
実践投資家という到達像
利益額や受講期間で与えられる称号ではありません。不確実な相場で、判断と行動を自ら管理できる状態を指します。
投資を事業として運営するサイクル
一回の売買で終わらせず、判断の前後を連続した運営として回します。
- 01参加
- 02維持
- 03撤退
- 04記録
- 05検証
- 06改善
学習から改善までをつなぐ訓練体系
教材を読むだけで終わらせません。判断を反復し、実践を記録し、検証と添削によって次の改善へ戻します。
- 01チャートノック
右端で確認できる事実から判断し、根拠を言葉にする反復訓練。
- 02月課題・週次報告
学んだ基準を実践へ移し、現在の課題と判断の癖を明確にする。
- 03売買記録・検証
損益と意思決定を分け、同じ条件で繰り返せる判断だったかを確認する。
- 04個別添削
答えを代行せず、本人が見落としている判断の共通点を確認し、改善へつなぐ。
2021年の指導記録
答えではなく、右端で再現できる判断をつくる。
完成したチャートを見れば、もっともらしいエントリー理由はいくらでも作れます。チャートノックでは、結果を知らない右端でも、同じ判断を再現できる根拠があったかを確認します。
チャートノックの課題概要
右端で確認できる情報から、エントリー時点とその根拠を示すチャートノックです。
受講者の判断
日足 トレンドライン折り返しで ① 4月16日 3175円でエントリーです。
住川の修正指導
ここで本当にエントリーできるか、疑問。
根拠が希薄であり、2014年2月からの保ち合いを乗り越えてのこのタイミングではエントリーできない可能性が高い。
右肩上がりのチャートを見てエントリータイミングを決めており、練習だからこその作文になっている。
このタイミングでエントリできるなら「再現性のあるルール」を持つことが必要。
作文なら誰でも書くことができるが、未来は誰もわからない。
この指導で確認していること
結果を知った後なら、もっともらしい理由はいくらでも作れます。確認するのは、エントリー時点の情報だけで、同じ判断を再現できる根拠とルールがあったかどうかです。
実際の指導記録

2019年の指導記録
一度教えて終わりではない。
実行を確認し、判断のずれを修正する。
月課題では、一つのテーマについて、何を見て、どのような根拠で判断したかを確認します。週次報告では、実際の行動、迷った場面、ルールとのずれを振り返り、次に修正する内容を明確にします。
MONTHLY ASSIGNMENT
月課題

- 何を振り返ったか
- 一年の目標達成度、進捗、投資力と、6月課題時点からの変化。
- 明確になった問題
- 銘柄選定に自信がなく、統計と検証を重点的に行う必要があること。
- 次に取り組むこと
- アイデアごとに統計を取り、検証を重ねて理解を深めること。
WEEKLY REPORT
週次報告

- 報告した問題
- 不利な値動きで迷いや恐怖を感じ、事前のシナリオより早く手仕舞ってしまう傾向。
- 実施した統計・検証
- 抵抗線ブレイクをルールとして採用するかを検証し、傾向を確かめたこと。
- 次の行動修正
- 感情の影響を前提にシナリオを組み、気づきを日誌へ残して問題を修正すること。
掲載している資料は、2019年に実施した課題および指導記録の一例です。個人情報を除去し、内容の趣旨を変えない範囲で掲載部分を抜粋しています。特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
指導背景と蓄積してきた資産
長期間の実践と検証から、判断を訓練するための記録と教材を積み重ねてきました。
実践記録
長期にわたる日本株の実践と、売買判断の記録。
継続発行物
2013年4月創刊の特別実践レポート。
訓練教材
チャートノック、月課題、実践投資家への道。
検証資料
週次報告、売買記録、個別添削の蓄積。
実績を、利益額だけで評価しない
銘柄の上昇を並べるのではなく、その時点で確認できた事実、実行した判断、損失管理、維持管理を検証します。
判断の過程を見る
同じ局面でも、参加条件を確認して実行したか、結論を先延ばししたかで評価は変わります。
損失と悪い判断を分ける
基準に沿って管理した損失と、基準を逸脱した偶然の利益を同じ尺度で扱いません。
投資力養成プログラム
情報を受け取ることではなく、自分の判断基準を実践で運用し、記録・検証・改善できる状態を目指す教育プログラムです。
学習、実践、記録、検証、改善を切り離さず、自ら判断し続けるための運営力を養います。